スタッフblogをご覧の皆様、こんにちは🌼
本日のblogは、藤倉がお送りいたします🤗
本日、8月15日は「終戦の日」です。
「終戦の日」とは、8月14日にポツダム宣言を受諾し、
当時の昭和天皇がラジオの玉音放送にて
ポツダム宣言の受諾と日本の降伏を日本国民に伝えた日の事です。
私が子供の頃は「終戦記念日」と呼んでいた気がしますが
いつから変わったのでしょう？🤔
最近、8月15日が何の日なのか知らない子たちが増えていると
テレビでみて衝撃を受けました。
第二次世界大戦終結から79年。
風化させてはいけない歴史が、
日本だけでなく世界中にあります。
だからこそおすすめしたい一冊があります📖
原田マハさんの『暗幕のゲルニカ』です。
「ゲルニカ」はパブロ・ピカソの代表作として知られています。
この小説はパリで画家として歩んでいたピカソと
2011年アメリカ、一人の日本人女性の物語と並行して進んでいきます。
一度見たら忘れられない雄大さとおぞましさを併せ持つ「ゲルニカ」は、
ピカソの出身地であるスペインのバスク地方に位置する小さな街ゲルニカが
ドイツ軍のコンドル軍団によってなされた無差別爆撃を題材としています。
ファシスト政権に対しての抗議ともとれる「ゲルニカ」は
当時のパリ万博では非難する声が相次いでいました。
そんな「ゲルニカ」を幼少期に見た主人公は恐怖を感じますが、
次第にピカソの魅力に取りつかれピカソの研究を始めます。
「ピカソと戦争」という題目の展覧会の開催に向け翻弄する主人公ですが、
とある事件を発端に開催が危ぶまれます。
「ゲルニカ」を巡ってたくさんの憶測が飛び交う中、
果たして展覧会は開催されるのか？
ピカソの想いは届くのか？
ピカソは平和を愛する一人の画家として
世界に戦争の悲惨さと愚かさを訴えるこの一枚の絵は、
平和を希求する強いメッセージ性を持っています。
今でも戦争をしている国があり
歴史は繰り返されてきました。
悲惨な歴史の語り部が減る中、
AIを駆使し、歴史を語り継ぐ働きもあります。
歴史が風化していく中、
平和について考えさせられる一冊が
この『暗幕のゲルニカ』です。
私はこれからの未来が平和なものであって欲しいと心から願います。
気になった方はぜひ読んでみてください！
感想をお待ちしております😊
藤倉
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